真夏の無人島生活 〜VICEとターザン、歩いて行ける無人島〜
前回から4ヶ月ほど時間があいてしまい、すっかり秋を通り越して冬になりつつありますが、続きを書いていこうと思います。
前回記事を見られてない方をこちらを参照ください。
さて、前回の記事の最後に無人島に行ったことを書きましたが、
今回はそもそも無人島に行くことになった理由
そして、行った無人島を見つけるまで
を書きたいと思います。
ではでは。
私が無人島に行ったのは、VICEというメディアのある記事を見たことがきっかけでした。VICEはヴァイラルメディアとして大手メディアが入りにくいアンダーグラウンドやニッチな分野を積極的に取材しており、日本での普段の生活からは知ることのない世界を垣間見ることができます。
指定暴力団に完全密着したドキュメンタリー『ヤクザと憲法』の衝撃 vol.1 - VICE
Who Are You?:前淵沙耶香さん (35歳) マネジメント会社経営 - VICE
ヤクザやドラッグ、国際問題など自分の知らない世界があって、限りなくその世界リアリティや文化を感じられる。当時の私にとってかなり刺激的で、その影響は今にも繋がっていると思います。
で、そのVICEが当時コンテンツの1つとして出した動画がこちらです。
前回の最後に紹介したこの動画では、
西表島沖合の島に20年以上住んでいる長崎さん(当時)という方を取材しています。
何気なくviceを漁っていてところで見つけ、動画を見た瞬間凄まじいほど強烈な衝撃を受けました。
日本にこんな人がいるのか…
この人に会ってみたい…
会って話がしたい…!
一緒に住みたい!!
強烈な好奇心と共にそんな思いが次々と頭によぎりました。
また同時に
無人島にならいつか行けばいい。
そんな気もありました。
ぶっちゃけ人生長いのだし、今行く必要性なんてない。
色々経験あとに時間とお金に余裕ができたらフラッと行けばいいかな。
島なんていっぱいあるだろうし。
なんてこともつらつら考えていました。
(そもそも無人島に行く必要性などないのですが)
今思えば、何かをやろうとするときに、しない理由を考えて思考のバランスを取ろうとする自分の癖だったのだと思います。
その自覚のない癖ですら当時の好奇心は越えていきました。
好奇心は日が経つにつれより大きくなっていき、いつの間にか自然と無人島を探してしまっていました。
それくらい 強い衝撃でした。
⚫️無人島を探す
高ぶる気持ちを抑えきれず、無人島を探していた僕ですが、最初はどうやって無人島に行くかを考えました。
無人島として無意識に意識していたことがいくつかありました。
①南にある
①上陸して帰ってこれる位置
③できるだけ安く抑えることができる場所
1つ目は、完全に個人的なロマンです。
大洋に浮かび、ヤシの木が生え、ジリジリ太陽が照りつける島。
当時、そうじゃない無人島を知りませんでした。
2つ目は、あくまで行って帰って来れる場所にあること。
結果的に海外に行くことはなかったのですが、国内であろうと片道切符はありえません。生きるということは(住まない限り)帰ってくることですので、帰って来れる場所を探しました。
3つ目は単にお金があまりなかったので安く抑えたかった、というだけ。
以上を3点を無意識に踏まえながら、まずは前回のポストにもあったターザンの無人島のある西表島付近から調べることにしました。
⚫️島発見
すぐに思いついたのは内離島という ターザンの島の近くにある島でした。
2014年7月に放送されていた番組内で、外離島というターザンが住んでいた島に近い内離島にも山田さんという方が生活していました。
ということで、既に人がいるなら面白くないなとなりました。
(どちらにせよ距離的に船を使わなければならず、予算に合いません)
その後、周辺を探し石垣島と西表島を結ぶフェリーの港付近に目をつけ、Googleマップでくまなく探しました。
港付近にある島だと港からのアクセスがよく、コストを抑えられると思ったからです。
するとすぐに海に浮かぶ1つの島を発見!
見た感じ、諸島のような感じですがそこまで大きさはありません。
拡大してみると緑や草地、断崖ではない浜辺もあってかなり無人島っぽい。
調べたところ、鳩離島ということが判明しました。
しかも地図上では西表島の港からかなり近い距離にあり、
下手すると船を使わず歩いて渡ることができそう。
実際ウィキペディアにも島のページがあるのですが
といった記述もあります。いくつかのブログや島について記述されているサイトを見たところどうやら歩いていけるらしい、ということが分かりました。
「これはヤバくないか?」
見つけた瞬間、興奮が脳天を突き抜けました。
歩いて渡れるとか歩いて来いよ、来てみろよと言ってるとしか思えない。
行くしかない。
ということでこの鳩離島に決定です。
なんかめっちゃ船使いたくない人みたいになっていますが、船を使わないことにこだわっていたわけではなく、交通費を削減できるメリット、無人島に歩いて渡るという体験ができるという点にとても興奮を覚えていたからです。
いやー、遂に島を見つけることができました。
ここまで長かった…
更新に怠惰になっていただけですが。
さて、次回は遂に島に上陸します。したいです。
いや、上陸直前までかもしれない。
ぶっちゃけたくさんの疑問があると思います。
実際に島に歩いて行けたの?
島での生活は?
風呂は?トイレは?
危ない目に合わなかった?
てか、法的にどうなん?
…
…
……
少々お待ちを!